自分のWebサイトを構築したいと思い、少しずつ調査を始め、やっとブログの初投稿に至ったため、そこまでの苦労とプロセスを備忘録として残す。
全体のワークフロー
まずは、「自分のWebサイトを立ち上げたい!」と思ってから実際に立ち上げるまでに自分が行ったワークフローをまとめる。
以下の2~5に関しては、1のコンセプトの内容次第で変わってくるが、自分が実際に行ったプロセスを以下の内容で残していきたいと思う。
- コンセプト決め
- ドメイン取得
- サーバの準備
- Webサイト構築ツールの準備
- 各種初期設定
- 初公開
コンセプト決め
Webサイトのコンセプト。これは個人的に超重要!
何故なら、Webサイトの内容のみならず、運用形態や費用など、ありとあらゆるものを決定付ける根幹となる部分だから。
ちなみに自分の場合のコンセプトは以下の通り。
- 自分を表現する唯一無二のものである
- 多少の費用は発生しても良いので、自由度、信頼性、安全性、快適性を高く保ちたい
- 動的サイト(ブログ)と静的サイト(体系化ページ)の両方を構築したい
- 内容は自分の【好きなこと】や、【熱心に取り組んでいること】を中心としたもの
- Webサイトを通じて「自分」をブランド化し、将来的に面白い仕事や人とつながるキッカケとしたい
このように、もし同じようなコンセプトの方がいれば、参考になるかもしれない。(あくまで参考ですが…)
独自ドメインか?他社サービスか?
ただブログを立ち上げるだけであれば、ブログサービスを提供している会社にアカウント登録をすれば、誰でも簡単に、しかも無料で立ち上げることができる。
しかし、上記コンセプトから、今回は独自ドメインを取得することにした。
独自ドメインを取得すれば、○○.comというように、自分の好きな名前をURLに設定することができる。
※名前は早いもの勝ちのため、世界で誰も使っていない名前でないと取得できない。
費用は、名前や.○○の選択によって異なるが、安いもので1500円/年程度。
初年度は1円のものも多い。
ドメイン名を考える
ここは、大変苦労したプロセスの一つ。
そう、名前が決まらない…
立ち上げたいWebサイトの代名詞とも言うべきものであるし、
自分ブランドとして考えた場合、運用開始後に変更するようなことはできるだけ避けたい。
また、一度取得したドメインは変更することはできず、もし変更したい場合は、「破棄」と「新規取得」を行うことになるため、とても厄介。
そのため、一発で「これだ!」と思う名前にしたい。
そう思えば思うほど、なかなか決めるのが大変だった。
特に決まったやり方はないが、自分はWebサイトのコンセプトと自分自身の個性よりキーワードを絞り出し、お名前.comなどでドメインの空き状況と金額を何度も検索して決定した。
サイト名を考える
こういう命名系は苦労する。
ドメインと違い、後から簡単に変更可能ではあるが、サイトの内容がガッチリ固まってない段階ではなかなか決めづらい。
できればユニークで、長すぎず短すぎず覚えやすい名前がいいように思う。
この時点で決まっている必要はないが、Webサイトの初公開までには決めておく必要がある。
サーバをどこに置くか?
Webサイトを構築するためには、サイトのデータを置いておくサーバが必要となる。
選択肢としては主に以下の3つ。
- 無料レンタルサーバ(見送り)
- 有料レンタルサーバ(今回選択)
- 独自サーバ(参考)
それぞれ以下の理由により、有料レンタルサーバを選択した。
無料レンタルサーバ(見送り)
アカウント作成すれば簡単に利用できるが、処理速度や容量のスペックが低い。
また、強制的に広告が挿入される。
自分ブランドの立ち上げに、サーバスペックは重要であり、また、サーバの広告は不要のため見送り。
有料レンタルサーバ(今回選択)
今回選択したのがこれ。
サーバスペック、セキュリティ、保守・サポート、費用などトータルで考え、個人的にはこの1択。
有料と言っても、500~1500円/月 程度のため、迷う余地なし。
独自サーバ(参考)
自らサーバ用PCを用意し、サーバソフトをセットアップして運用する方法。
最も自由度が高いが、セキュリティ対策や保守などを含むすべての管理を全て自分で行う必要があり、かなり玄人向け。
契約料は無い上、広告挿入もないが、電気代や故障時の修理費は全て自腹。
割りに合わないと判断し、見送り。
動的サイトか?静的サイトか?
Webサイトのページ作成は大きく2つの方法がある。
- HTMLファイルを作成し、FTPなどでサーバにUPする
- phpなどのサーバプログラムを使い、サーバ上で投稿、編集する(例:ワードプレス)
前者の方が自由度が高く、軽いページが作成できるが、後者の方がテーマやプラグインと言った世の中の資産を流用して簡単に作成できるなど、どちらも一長一短ある。
自分の場合は前者のページを昔作成したことがあり、今回は新たにワードプレスとやらを使ってみたいという理由で、後者を選んだ。
ドメイン取得
ドメインを取得する場合、サービスを利用することになる。
レンタルサーバとセット取得か?ドメインのみ独立取得か?
ドメイン取得サービスを単体で提供しているところもあれば、レンタルサーバとセットにしているところや、レンタルサーバを契約するともれなく無料ドメインが付いてくる場合もある。
サーバ+ドメインのセットは、安くて(0円)便利で楽ちん。
メリットしかないように見えるが、一つ落とし穴がある。
それは、もし運用開始後、いつかサーバの引っ越しをしたくなっても、【引っ越し=ドメイン消失】という構図があるということ。
セット契約で運用を始めてしまうと、ドメインとサーバが運命共同体となり、
ドメイン維持のためにサーバ引っ越しを諦めるか?
サーバ引っ越しのためにドメインを諦めるか?
の2択を迫られることになる。
初めてWebサイトを立ち上げるのに、どこのサーバが自分にぴったりかなんてわからないし、もしわかっていたとしても、それは時と共に変わる可能性がある。
サーバの引っ越しを考え始めるのは、おそらくWebサイト立ち上げから数年後のこと。
数年も経てば、ある程度のアクセスが集まっている可能性があり、そんなタイミングでドメインの消失も、不満のあるサーバを使い続けることも、避けたい。
たった1500円/年 程度のドメイン費用をケチって受け入れるリスクではないと、自分は考える。
どこでドメインを取得するか?
ドメイン取得サービスを提供している会社はいくつも存在するが、各社大きな違いはないため、今回はそこまで詳細に調べることなく、有名所の【お名前.com】を利用した。
具体的な契約手順についてはこちらで詳しく説明する。
サーバの準備
レンタルサーバを利用する場合、各社特色が異なるため、選択する必要がある。
これについては各社サーバの比較サイトや口コミが多数あるので、自分のコンセプトと照らし合わせて比較検討してみるといいと思う。
例えばこちらのサイトはとても参考になったので、一読してみるといいと思う。
自分の場合は、サーバスペックおよび信頼性の観点で、Xserverを選択した。
具体的な契約手順についてはこちらで詳しく説明する。
Webサイト構築ツールの準備
自分のようにXserverでワードプレスを利用する場合、ほとんど準備は必要ない。
契約時、もしくは契約後に簡単にインストールできる。
具体的なやり方についてはこちらで詳しく説明する。
各種初期設定
Xserverなどのワードプレスが使えるレンタルサーバの情報を調べていると、【たった10分でワードプレスでブログが始められる!】などと謳われているが、これは半分本当で、半分嘘。
実際のところどうなの?
Hellowページでも何でもいいからとにかく自分のドメインとサーバでWebページを公開するだけなら、10分というのは本当。
契約後すぐにHellowページが公開される。
しかしこれは、何も考えずサーバとセットのドメインを使用し、ワンタッチで公開する時の話。
実際、冒頭のコンセプトに従った運用を考えれば、いくつかの設定が必要となり、無知の状態から全部調べながら行うと、普通に2~3日かかる。
どんな初期設定がいるの?
自分の場合は以下の設定を行った。
- お名前.comの設定
- ネームサーバの登録および確認
- 取得したドメインをXserverへ登録
- XServerの設定
- ドメインに対するSSLの設定
- ワードプレスの設定
- インストール
- ログイン動作確認
- 初期設定
- https設定
- 不要プラグイン削除
- 追加プラグインセットアップ
- テーマの選定およびセットアップ
- カテゴリーの追加
- パーマリンク設定
- メタ情報の削除
- ニックネーム設定
- キャッチフレーズの設定
- サンプルページ削除
結構なボリュームがある。
ただの作業であれば大したことないが、言葉など考えながら設定する項目はやはり時間がかかる。
また、ワードプレス関係の細かい設定は無視してもページ自体は作れるのだけど、URLの階層構造や、SEO、セキュリティなどに影響するため、できれば最初にやっておきたい。
初公開
長い設定などを経て、やっとブログの初投稿となる。
投稿の際も、いくつか設定項目があり、ちゃんとやると案外手間がかかる。
また、エディタが使い慣れず、慣れるまでが大変。
最初の記事を書き始めてから公開するまで、数時間を要した。
コメント
[…] こちらのコンセプトに基づいて自分のWebサイトを立ち上げることにした。 […]
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